「幾一里のブログ」 京都から ・・・



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泥絵・江戸浅草寺/卯月4月・2018幾一里カレンダーより。

「花の雲 鐘は上野か 浅草か」かの有名な松尾芭蕉の俳句です。今を盛りと咲く桜と鐘の音。この泥絵は江戸・浅草寺の境内風景、俳句そのもののように思えました。したがって四月のカレンダーに登場と相成りました。実は泥絵には桜が描かれていません。でも参詣者の姿、真っ青な大空を見ていますと満開の桜が想像できます。心を明るく愉しくさせる泥絵です。

・ところで泥絵とは、顔料に胡粉を混ぜた安価な絵の具で描かれたもので、江戸時代の1820年~1870年頃に江戸や上方で土産用の名所絵として人気を博しました。近年、大津絵などと共に民藝を代表する逸品として愛好されています。
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「観音の いらか見やりつ 花の雲」 松尾芭蕉
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(カレンダー掲載品は非売品です。ご了承のほどを。)




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by ikuitiri | 2018-03-31 21:02 | 古いもの、愉しきもの

今日の京都は花見日和。

・寸暇を惜しんで?お花見に。手軽に花見というと鴨川や高瀬川畔へ。マイカー(自転車)で一目散。明るい暖かな日差しを受けて快適でした。春はなぜか心浮き浮き、幸せな気分になるのは小生だけでしょうか。天気予報によりますと、今週はどうやらGOODのようです。明日28日の京都の最高気温は25度の予報。セーターもいらない暖かさとなりそうです。(3月27日撮影)

▼木屋町御池上る、押小路橋から望む高瀬川一之舟入跡。
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▼高瀬川・押小路橋から御池通方向を望む。
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▼木屋町二条西南角の島津製作所創業記念資料館(木造の建物)と
咲き誇る白い木蓮の花
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▼鴨川畔の桜並木、延々と続きます。
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▼桜に柳に雪柳、春の息吹がいっぱいの鴨川畔。
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by ikuitiri | 2018-03-27 20:30 | 町と暮らしと自然の風景

京名菓・唐板煎餅。五百年の歴史の味わい。

・五百年の歴史あるお煎餅のお店があります。京都・上御霊神社前にある「水田玉雲堂」さんです。お煎餅の名前は「唐板」。如何に時代が変わろうと、人が変わろうと、唐板だけを一筋に作り続けてこられました。

・水田玉雲堂さんは室町時代の文明9年(1477年)に創業。平安時代からあった疫病除けの神饌(しんせん)をご当主が再現し、上御霊神社境内で売り出されたのが発端だそうです。それから五百有余年、コツコツと伝統の味を守ってこられました。心から拍手・・・。

▼住所・京都市上京区上御霊前町394、電話・075-441-2605
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▼これが唐板煎餅。材料は砂糖密と小麦粉、卵。
銅板で一枚一枚丹念に焼き上げられています。
ほのかな甘さと香ばしさが何とも言えません。
上品なお煎餅です。
お茶にも珈琲にもマッチします。おすすめです。
定休日は日曜、祭日。10:00~17:00。
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▼創建は平安時代の貞観5年(863年)、歴史ある上御霊神社。
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by ikuitiri | 2018-03-25 11:59 | 町と暮らしと自然の風景

海の京都・京丹後市へ。海と古代と食と。

・ちょっと海を眺めたい、そして、海の幸を求めて京丹後へ。京都縦貫自動車道が天橋立・宮津、丹後方面へ直結し、たいへん便利になりました。京都府も「海の京都」エリアとしてアピール。観光コースとして脚光を浴びつつあります。

・まずは「丹後天橋立大江山国定公園」の一角、後ヶ浜の「立岩」を訪ねました。周囲1㎞、高さ20メートルの巨岩。地下から上昇してきたマグマが固まったもので、柱状節理のある岩が浸食により、割れ目模様が縦方向に出て美しい姿を表しています。

・次に参じたのは、「丹後古代の里資料館」です。地元発掘の縄文・弥生を中心とした石器、土器等を展示。また丹後の民俗の紹介もされています。屋外には、竪穴式住居や高床式倉庫も復元展示されています。しばし古代にタイムスリップ。(所在地・丹後町宮108、電話0772-75-2431、火休、有料)

・そして、海の幸を頂戴に「魚菜料理・縄屋」さんへ。美味でした。(所在地・弥栄町黒部2517、電話・0772-65-2127)
自然と歴史を満喫。楽しい一日でした。(3月15日撮影)

▼美しい立岩を望む。
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▼聖徳太子の母、間人(はしうど)皇后が6世紀末、
争乱を避けこの地に母子共々身を寄せたと伝わる。
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▼大いなる日本海。丹後の海は「山陰海岸ジオパーク」の一部でもあります。
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▼丹後古代の里資料館
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▼弥生土器にも片口形があったのですね。小生は初見でした。
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▼縄屋さんのお料理とうつわ。春を感じます。
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by ikuitiri | 2018-03-16 11:06 | 町と暮らしと自然の風景

パナソニック創業100周年広告。京都新聞より。

・写真は「京都新聞」3月9日朝刊に掲載されたパナソニックの一面広告です。パナソニックは創業100周年を迎えられたそうです。ナショナルの時代から暮らしの中で親しくお付き合い頂いてきました。その記念広告ですね。キャッチフレーズは「昭和38年、世界一の都市 京都の 消えたネオン塔」

・創業者である松下幸之助氏が、京都・祇園にあった自社のネオン塔を昭和38年に取り払ったという逸話がテーマ。広告コピーは、昭和37年、幸之助氏が当時の京都市長に「あなたは世界で、どこの町が一番いいと思いますか」と問うところから始まります。その数日前、幸之助氏はアメリカ大企業の極東支配人から自由に訪れることができる町の中では京都が一番と聞き、驚かれたそうです。京都に住まわれ、そのよさは知っておられたが、まさかそこまではとは思っておられなかったようです。(下へ続く)

▼新聞広告の一部(大きな写真は八坂神社の石段上から見た
現在の祇園の姿、四条通から西を見る。)
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・そして、幸之助氏は京都市長に「市長さん、今日からあなたは、世界で総合的に一番すぐれた都市は京都だと思ってください。そのような観点というか、認識の上に立って、町の経営にあたってください。私も協力します」。そして翌年祇園にあった自社ネオン塔を取り払われました。さらに幸之助氏は「京都というものを永遠に保存しなければならない、町の姿も京都らしいものを大切にしなければならない」と語られたそうです。嬉しことです。この心を大切にしなければいけない、とあらためて痛感する次第です。いい広告でした。感謝。
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▼一面広告、写真が拙くて申し訳ありません。
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by ikuitiri | 2018-03-10 16:08 | 町と暮らしと自然の風景

春の大空にバッテン?飛行機雲に見とれました。

・今朝、ふと空を見上げますと、✕印の飛行機雲が真っ青な大空に輝いていました。なんと珍しい光景かと、カメラをとりに一目散。撮りました写真が次の二点です。何でもない光景ですが、ハッとするもの、美しいと思えるものに出会えることの幸せを感じました。ハッピーな一日の始まりでした。ご報告まで。(3月7日撮影)
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by ikuitiri | 2018-03-07 20:11 | 町と暮らしと自然の風景

今宮神社とあぶり餅・・美味でした。

・ほんとうに久し振りに今宮(神社)さんへ。お目当ては今宮さんのご利益もさることながら、あぶり餅を頂戴にまいりました。

・今宮さんは、京都市北区紫野にあります。平安時代(994年、正暦5年)悪疫退散を祈願するため神輿を造り、紫野御霊会を営んだのがその起こりと言われています。現在の社殿は、明治35年(1902年)に再建されています。

・国の重要無形民俗文化財に指定されている「やすらい祭」は、4月の第2日曜に挙行されます。鞍馬の火祭、広隆寺の牛祭、そして、やすらい祭は「京都の三大奇祭」と言われています。

▼今宮さんの所在地は、京都市北区紫野今宮町21
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▼絵馬堂の明和九年(1772年)の奉納額
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▼今宮さんの東門参道には二軒のあぶり餅屋さんが並んでいます。
大昔からある門前茶屋。参拝者に今も喜ばれています。
時代劇のワンシーンにも度々登場。タイムスリップしたような気分になります。
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▼これがあぶり餅。親指大のお餅にきな粉をまぶし、炭火であぶり、
白味噌のたれがかかっています。ほんとうに美味です。
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▼お客の注文後、こうしてあぶられ、出来たてのほやほやが供されます。
二軒ともに水曜日が定休日です。
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▼今宮神社の線刻四面仏石の拓本です。仏石は国の重要文化財。
現在仏石は京都国立博物館に寄託されています。
(拓本は幾一里蔵)
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by ikuitiri | 2018-03-05 18:57 | 町と暮らしと自然の風景


座辺の骨董/京都壬生の町家ギャラリー[幾一里](いくいちり)
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