・畦地梅太郎さん(あぜち うめたろう 1902年~1999年)は、昭和期に活躍された木版画家で、山岳風景を題材にした作品が多く、山の版画家としてもひろく知られています。心の通った温もりのある画風は、いつまでも愛され親しまれることでしょう。
・東京・町田市鶴川の自宅内にある、かつて作業場だったアトリエを「畦地梅太郎ギャラリー」として開館、開放されています。
・現在ギャラリーでは9月29日まで、「畦地梅太郎・鳥と山男展」(入場無料)を開催中です。

・あとりえ・う=東京都町田市鶴川1丁目13-12、
電話・042-734-8586(www.atelier-u-net)、
開館日・毎週木曜日~日曜日(祝日は休み)、
11:00~16:00(夏季は17:00)、なお臨時休館日もありますので、事前にご確認を。小田急小田原線鶴川駅下車徒歩9分。
・写真は何れも「あとりえ・う」さんで撮影させて頂いたものです。

⇓山小屋のペナント。小生にも登山趣味の時代があり、当時燕山荘で求めた記憶があります。

⇓山男の作品は畦地版画の代表作と言えるでしょう。山の本ではよく目に留まったものです。

⇓ご自身が作られた雷鳥の置物です。台はワインのコルク・キャップでしょうか。

⇓ご自宅に不在の折に掲げられた「うらの仕ごと場におります」の札

⇓版画の下絵はクレヨンで描かれたそうです。当時のまま残されていました。

⇓山男のレリーフも自作。ギャラリーの玄関でお出迎え頂けます。

⇓玄関先に咲いていた秋の七草の一つ、萩の花。畦地さんもお気に入りだったのでしょうか。