・大阪・京橋駅近くにある「藤田美術館」へ。いま「月・僧・輝」等をテーマに仏教美術と茶道具の逸品が展示・公開されています。(展示内容は順次変わっているようです。詳細は、同館のHPを参照ください。)
・藤田美術館は、以前は「蔵の美術館」として親しまれていました。と申しますのは、美術館の創設者である実業家・藤田傳三郎氏(1841~1912)の邸宅の蔵を改装し1954年に開館されたからです。今般、蔵の美術館を全面的に建て替え。昨年4月に改築オープンとなりました。先日、やっと参じることができ、逸品の数々を堪能させて頂きました。
・そのコレクションは、明治に活躍された、実業家・藤田傳三郎氏と子息の平太郎氏、徳次郎氏によって形成。明治になり、文化財の海外流出や粗雑な扱いに危機感を持たれ、国の宝の散逸を防ごうと決意されたのが始まりで、戦後間もなくの1954年、藤田美術館の開館となったそうです。
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以下、展示の一部をご覧頂きます。