・本ブログに掲載の「北大路魯山人の美展(8/16で会期終了)」でも含蓄ある魯山人の言葉が紹介されていました。今回は幾一里が今までに出会った幾つかの心に迫る魯山人語録をまとめてご紹介いたします。とくとご覧あれ。(参考資料・京都国立近代美術館、京都何必館)
器は料理の着物である ・・・魯山人の美展パンフレットより
「北大路魯山人語録」
・この世の中を
少しずつでも美しくして行きたい。
私の仕事は、そのささやかな表れである。
・人間なんで修行するのも同じことだろうが、
自分の好きな道で修行できるくらい
ありがたいことはない。
・わかる奴には一言いってもわかる。
わからぬ奴にはどう言ったってわからぬ。
・芸術は計画とか作為を持たないもの、
刻々に生まれ出てくるものである。
言葉を換えて言うなら、
当意即妙の連続である。
・ものさえ分ってくると、
おのずから、趣味は出て来るものである。
趣味が出て来ると、面白くなって来る。
面白くなって来ると、
否応なしに手も足も軽く動くものである。
・我々は食を食うことによって、
美を食うのである。