・一度は行ってみたいと思いながら、まだ見ぬ憧れの岩手県平泉「中尊寺」。今回は中尊寺の国宝・金色堂の堂内具である金銅華鬘(けまん)の拓本幅をご紹介します。もちろん華鬘も国宝。拓本と言えども大切なものです。
・華鬘は、金色堂の須弥壇に飾られていたもので、6面あり、現在は新装の讃衡蔵(さんこうぞう)に保管、展示されているそうです。平安時代(12世紀)の作、金銅製で、縦29㎝、横33㎝。宝相華唐草紋透かし彫りで、鳥の翼を付けた童子の舞う姿が優美です。いかにも平安時代らしい荘厳な雰囲気です。
・写真の拓本幅は、いま幾一里の床の間に掛けています。ご興味のある方はぜひご高覧ください。
「燦然と 金色堂や 春の昼」 河野静雲

▼雪の金色堂と華鬘です。(中尊寺さんのホームページより)
中尊寺さんのHP ➡ https://chusonji.or.jp