「幾一里のブログ」 京都から ・・・



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夏の名残り、オクラと朝顔の花の競演。

・今朝、拙宅の小庭にオクラの花が一輪、朝顔の花と一緒に咲いてくれました。眠気も吹っ飛び、心躍りました。早速カメラでパチリ。この写真です。

・オクラは、夏季が旬。口当たりの良い、ねばねば野菜として人気があります。花が咲いた後に実をつけ、その実を私共は頂戴しています。オクラに含まれるぬめりの成分が、整腸作用、コレストロールの排出、便秘防止、大腸がん予防等の効果があるとか・・・。そして、私共の目も楽しませてくれます。(8/28撮影)

▼写真上が朝顔、下がオクラの花。
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▼黄色い美しいオクラの花。開花は夜から朝にかけて、午後はしぼんでしまいます。
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by ikuitiri | 2016-08-28 11:11 | 町と暮らしと自然の風景

「鉄打出の名工・山田宗美展」ご紹介。加賀市美術館にて。(会期終了)

・今回は石川県のJR加賀温泉駅前にあります「加賀市美術館」へ。鉄打出の名工・山田宗美(やまだそうび、1871~1916年)の没後百年展を拝見してまいりました。会期は9月4日まで

・山田宗美氏は、ご当地、大聖寺藩御用の甲冑師の家系に生まれ、明治24年(1891)20歳の時、独創的な「鉄打出技法」による鉄工芸作品を誕生させました。数々の博覧会や美術展に出品、受賞を重ね、名声を博しましたが、大正5年44歳の若さで早逝されました。

・鉄板一枚から熱を加えながら金槌(かなづち)で打ち伸ばし、打ち絞ることで立体的な造形を作り出すのが「鉄打出技法」。気の遠くなるような困難な技法です。現在では誰も再現できないのではないかと言われています。日本人の美意識、繊細さと器用さ、忍耐力等々、全てが凝縮されているように思えてなりません。

▼会場入り口のモニュメント
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▼山田宗美氏(今展図録より)
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▼今展の図録・・・A4版、92頁、有料
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「加賀市美術館MEMO」
・所在地 石川県加賀市作見町リ1-4  ・電話 076-72-8787  
・休館日 毎火曜日  ・開館時間 10:00~18:00(入館は17:30まで) 
・企画展等の詳細は美術館のHPをご高覧ください。  ・有 料

▼出品作品の一部(今展の図録より)
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▼鉄打出技法とは・・・今展の説明資料より
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by ikuitiri | 2016-08-20 21:54

京都・美山かやぶき美術館、郷土資料館のご紹介。

・京都府南丹市美山町に築150年の北山型入母屋づくりの茅葺家を利用した美術館と郷土資料館があります。美山町は「かやぶきの里」として親しまれ、近年は自然あふれる「森の京都」の観光エリアとして脚光を浴びつつあります。脚光を浴びることが善なのか・・・難しいですね。どうか大自然と景観、住民の方々の暮らしを損ねないで、美しい里山を守り育てて頂きたいものと思います。

・かやぶき美術館では、現代工芸家の方々の作品展示を中心に企画展が行われています。現在は9月4日まで、岸野承(彫刻)、福森道歩(陶芸)、川合優(木工)、平川功(水墨画)各氏の4人展を開催中。(会期終了)作品と茅葺家が織りなす空間には歴史と文化の香りがゆったりと流れていました。(写真撮影はご許可頂いています。8月14日。)

▼かやぶき美術館でのワンショット。
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▼郷土資料館入口の木戸・・・障子の美ですね。
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▼資料館の内部・・・1千点にもおよぶ民具や資料がどっさり。愉しいですよ。
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「かやぶき美術館・郷土資料館MEMO」
・所在地 京都府南丹市美山町島朴ノ木21 ・電話 0771-75-1777
・開館期間 4月~11月 ・開館時間 10:00~16:30 ・休館 月曜(祝祭日の場合開館、翌日休館) ・有料 ・両館の詳細はHPをご高覧ください。

▼左・美術館、右・資料館。
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by ikuitiri | 2016-08-17 21:02 | 町と暮らしと自然の風景

バーナード・リーチ展/滋賀県立近代美術館にて開催中。(9月25日まで)

・滋賀県大津市瀬田にある県立近代美術館では、9月25日まで、陶芸家「バーナード・リーチ展」を開催中です。バーナード・リーチ(1887~1979年)は、日本を愛し、日本人に愛された英国人陶芸家として知る人ぞ知る存在。日本民藝館の創始者である柳宗悦をはじめ、陶芸家の富本憲吉、濱田庄司らとも交友し、東洋と西洋の文化の融合に貢献。生誕130年を記念した大回顧展となっています。

・今展は、東京駒場の日本民藝館が所蔵する日本最大のリーチ作品コレクションを中心に構成。初期から晩年の陶磁器、エッチング、素描、木工の優品約180点が展観されています。

「滋賀県立近代美術館MEMO」
・所在地 大津市瀬田南大萱町1740-1 文化ゾーン内  ・電話 077-543-2111
・休館日 毎月曜日(9/19は開館、翌日休館)  ・開館時間 9:30~17:00(入館16:30まで)  ・有料  ・展覧会の詳細は美術館のHPをご覧ください。

▼今展のPRパンフレットより。
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▼日本民藝館編集、筑摩書房発行の作品集。
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▼館内から眺めた美しい庭園。丘陵を切り開いた自然豊かな環境が生かされています。
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▼現代アート作品も展示されている中庭。
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▼お土産となったスリップウェアのタイル。(英国の現代陶芸家クライウ‘‘・ボウエン作)
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by ikuitiri | 2016-08-15 15:23 | 古いもの、愉しきもの

心に留まった言葉№21・・・妙泉寺さんの掲示板から

・お盆です。ご先祖さんに思いを馳せ、この猛暑を乗り切ってまいりましょう。連日オリンピックの選手にも励まされますね。日々是好日、感謝。妙泉寺さんは、京都・中京区三条通大宮西入ル南側です。
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by ikuitiri | 2016-08-11 15:52 | 町と暮らしと自然の風景

「沖縄の工芸」日本民藝館創設80周年特別展。(会期終了)

・日本民藝館の創設者・柳宗悦氏は、1938年(昭和13年)沖縄を初めて探訪。沖縄の手仕事の素晴らしさに触れ、古着市で織物、古道具・荒物店で陶器や漆器を蒐集。純粋な状態で工芸品が息づいていること、風俗・生活・信仰に色濃く伝統が残る、そのような沖縄の姿に感銘。「混沌とした日本工藝の現在に琉球が存在することは奇跡に近い」と評され、これらを学び、研究し紹介することの意義の大きさを痛感されたそうです。今展は日本民藝館所蔵の沖縄工藝の名品展と言っても過言ではないでしょう。

・本展では、美しい沖縄の工藝だけでなく、柳宗悦氏に同行した写真家・坂本万七氏撮影の沖縄の戦前の写真も拝見できます。坂本氏の写真は、戦禍で失われた建造物や風景を偲ぶことができ、貴重な資料となっています。あらためて沖縄の歴史と工藝の足跡をたどることのできる展覧会です。8月21日まで。(有料)

・同展の詳細は日本民藝館(東京駒場)のホームページをご高覧ください。

▼同展のPRパンフレットより。
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▼日本民藝館の外観。(8月4日撮影)
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▼織物、陶器、漆器・・・沖縄の工藝が一堂に・・・。(同展パンフレットより)
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▼坂本万七氏撮影の写真。(紅型染の作業風景、同展パンフレットより)
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by ikuitiri | 2016-08-06 15:59 | 古いもの、愉しきもの

真教寺(エンマ堂)の円空仏、三重県津市。

・三重県津市・真教寺(エンマ堂)さんの円空仏を拝観させて頂きました。三重県津市は伊勢平野のほぼ中心、伊勢湾に面しています。真教寺さんは天台宗の比叡山延暦寺の末寺で、慶長年間に藩主・藤堂高次公が建立。津の入口にあり、悪霊や疫病等の守護神だったそうです。

・本堂を通称「エンマ堂」と呼び、高さ約2mの閻魔(エンマ)大王座像が祀られています。天和2年(1682)、京の仏師(伝内と作左衛門)により作られました。

・閻魔大王像の左隣に鎮座ましていますのが、円空(1632~1695)作の十一面観音立像です。高さ約3m、奈良法隆寺の百済観音似の優しいお姿です。飛鳥時代の仏像の影響を受けたと思われる円空初期の力作と言われています。エンマさんに円空さん、いずれも三重県の有形文化財に指定されています。

・日頃はお堂内は拝観できませんが、毎年4月8日(行者祈祷)と8月16日(施餓鬼)の際は拝観可能とのこと。所在地は津市下弁財町2389.

▼円空作・十一面観音立像
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▼エンマ堂全景。
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▼堂内中央にエンマさんが。(以下写真二点)
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▼円空作・十一面観音立像。(以下写真三点)
梅原猛著「歓喜する円空」(新潮文庫)の中で、「円空が法隆寺からの帰途に伊勢に寄り、そこで作ったと思われる・・・この十一面観音は明らかに女身である。このような八頭身の秀麗な美女の姿をした円空仏は他に例がない。」と記されています。
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▼エンマ堂前のバス停。
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by ikuitiri | 2016-08-02 19:19 | 古いもの、愉しきもの


座辺の骨董/京都壬生の町家ギャラリー[幾一里](いくいちり)
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