「幾一里のブログ」 京都から ・・・



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円空・木喰展/微笑に込められた祈り。岡山県立美術館にて。(会期終了)

・いま岡山市の岡山県立美術館(HPあり)にて小生の大好きな「円空・木喰展」が開催されています。約120点の木彫仏が会場狭しと並んでいます。

・円空さんも、木喰さんも江戸時代の僧で、円空は美濃に生まれ、32歳で像を彫りはじめ、生涯で12万体を彫ると誓願したそうです。木喰は甲斐の国の生まれ、61歳から彫りはじめ、80歳で1千体、90歳で2千体像造の誓願を立てました。

・何れも生涯全国を行脚し、写真でご覧になる通り、微笑の込められた慈悲深い像をつくり続けました。さてさて、どれほど愉しい像を拝見できることでしょうか。期待に胸が膨らみます。(有料)

▼美術館のパンフレットより
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[岡山県立美術館/円空・木喰展の会期] 7月17日~8月23日
[休館日] 7月21日、8月3日、10日、17日 
[開館時間] 9:00~17:00、入館は閉館の30分前まで。
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by ikuitiri | 2015-07-31 21:11 | 古いもの、愉しきもの

マグリットの画に初めて出会いました。京都市美術館「マグリット展」。(会期終了)

・ベルギーの画家ルネ・マグリット(1898~1967年)は、20世紀の美術を代表する芸術家と言われています。いま京都市美術館で、京都では44年ぶりという「マグリット展」が開かれています。(10月12日まで、有料)

・世界10か国以上から、代表作約130点を網羅。初期の作品から晩年まで、その魅力を存分に楽しむことができます。

・マグリットは商業デザイナーとしても活躍したそうで、イメージの魔術師とも言われています。小生は恥ずかしながら、名前すら存じませんでした。美術館のパンフレットを拝見し、興味をそそられ、足を運んだ次第です。数は少なかったのですが、初期の頃の作品が心に残りました。

▼マグリットの作品・・・絵葉書より
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▼マグリット展のパンフレットより
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[会 期]  10月12日まで。
[開館時間] 9:00~17:00、9/19~20は20:00まで。入館は閉館30分前まで。
[休館日]  月曜日、但し7/20、9/21、10/12は開館。
・京都市美術館では、「ルーブル美術館展」も開催中(9月27日まで、有料)で、両展ともに大人気、大勢の来館者で賑わっていました。

▼マグリットの作品・・・絵葉書より
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by ikuitiri | 2015-07-26 20:41 | 古いもの、愉しきもの

祇園祭⑤/後祭は快晴でした。巡行無事終了。

・7月24日は祇園祭のクライマックスである「後祭」。午前中、ちょっと巡行をのぞいてまいりました。17日の「前祭」は雨でしたが、今日は快晴、そのかわり汗びっしょりです。お祭りにかかわっておられる方のご苦労がしのばれます。

・後祭は、山と鉾十基が烏丸御池から河原町御池、四条河原町を通って四条烏丸まで巡行しました。鉾は祇園囃子(ばやし)を奏でますが、決して派手ではありません、動ではなく静なる響きを感じます。

・山や鉾を拝見していますと、心浮き浮き、何かしら元気づけられます。小生だけでしょうか。ましてや暑い最中です、一層エネルギーが燃え盛ることになります。したがって無病息災が約束される?ということになるのでしょうか。夏祭りの効用ですね。

▼河原町御池で大船鉾の方向を変える辻回しが行われているところです。
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▼山一番くじを引いた役行者山(えんのぎょうじゃやま)は、修験道の山伏が先導されていました。
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▼役行者山のご神体です。昨日ご紹介しています。
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▼南観音山、後部に下がっているのは柳の枝です。疫病を防ぐといういわれがあります。
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▼鉾町で見た町家の商家。質素ながら堂々とした風格を感じます。
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by ikuitiri | 2015-07-24 20:49 | 町と暮らしと自然の風景

祇園祭④/後祭、山一番くじの「役行者山」をご紹介。

・24日は祇園祭のクライマックスである後祭の巡行日。17日の前祭は雨でした。晴天であることを心より願うものです。

・ところで、後祭の山一番くじを引いた「役行者山(えんのぎょうじゃやま)」を訪ねてまいりました。山のご神体である役行者は、実在の人物で、修験道の開祖として崇められています。(634年~701年・伝)だからこそ、宵山の23日には山伏の護摩焚きも挙行されるそうです。(所在地:中京区室町通三条上ル、7月22日撮影)
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▼町会所に祀られているご神体。左・鬼顔の一言主神、中央・役行者、右・葛城女神。巡行時には山に安置され町内を巡ります。
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▼装束を着けておられない時のご神体です。偶然出会えました。
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▼山に飾られる綴織の水引や前懸。名品です。山鉾が動く美術館と言われる所以です。
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▼頂戴してまいりました役行者山の厄除け粽(ちまき)です。
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▼役行者山の由来。山や鉾には全ていわれがあります。一基一基いわれを訪ね歩くのも愉しく意義のあることではないでしょうか。
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by ikuitiri | 2015-07-23 15:53 | 町と暮らしと自然の風景

梅の土用干しはじめました。我が家の年中行事です。

・朝食時に毎日お世話になる「梅干し」、今年も漬けました。家内の家事の一つです。梅は福井県若狭の産、6月中旬に新梅を洗って塩漬け。6月下旬に紫蘇(塩でもむ)を入れます。そして、土用になると天日に干します。

・今日20日は、土用の入り、そして近畿地方も梅雨明けとなりました。真夏の到来。暑中お見舞い申し上げますです。梅を毎日一粒・・・我が家の健康の元。

▼写真左の壺は、梅干用です。
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       「梅干すや 庭にしたたる 紫蘇の汁」   正岡子規
       「塩漬けの 小梅噛みつつ 冷酒かな」   徳川夢声
       「梅干すと いふことひとつ ひとつかな」   石田郷子
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▼丸まると初々しく感じます。なんとも美味しそう。
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by ikuitiri | 2015-07-20 14:56 | 町と暮らしと自然の風景

白鳳展・花ひらく仏教美術/奈良博にて開催中。(会期終了)

・一刻も早く拝見したいと、うずうずしている展覧会をご紹介。それは、奈良国立博物館の「花ひらく仏教美術・白鳳展」です。本展は奈良国立博物館の開館120年記念展。力がこもっています。

・七世紀半ばから平城京に都が移った710年までの時期が白鳳時代と言われ、薬師寺や山田寺などが建立されています。今展では、法隆寺等を含む白鳳期の若々しく、愛らしい仏教美術を中心に代表作約150点が展観されています。見応えありです。(有料)

[会期]7月18日~9月23日、[休館日]毎週月曜と7月21日、但し7月20日、8月10日、9月21日の月曜は開館、[開館時間]9:30~18:00、なお毎週金曜日と8月5日~15日は19:00まで開館。(入館は閉館の30分前まで) ※写真は同展のパンフレットより。
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by ikuitiri | 2015-07-18 21:41 | 古いもの、愉しきもの

祇園祭③/孟宗山で山一番の粽を頂戴してまいりました。

・今夜から祇園祭の宵山がはじまりました。巡行の前日16日まで大勢の人達で賑わうことでしょう。夕刻、前祭巡行の山一番くじを引いた「孟宗山」まで一目散。厄除けの粽(ちまき)を頂戴してまいりました。一番にこだわった甲斐がありますように。孟宗山は中京区烏丸通四条上ル西側(錦小路まで)に建っています。(7月14日夕撮影)

▼孟宗山の厄除け粽。中国の史話・二十四孝の雪中筍伝説を表しています。綿は雪、その下から竹の葉と筍が見えています。
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▼孟宗山のご神体等が祀られた町内のご会所。
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▼孟宗山のいわれです。とくとご覧ください。
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▼孟宗山です。人形等はまだ飾られていませんでした。
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▼平山郁夫画伯原画の綴織(つづれおり)、巡行時には山に掛けられます。
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▼四条新町交差点から東を望む。
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by ikuitiri | 2015-07-14 21:22 | 町と暮らしと自然の風景

祇園祭②/鉾建て始まる。藁縄がいのち。

・京都の山鉾町では、鉾建てが始まりました。午前中、通りすがりに菊水鉾と函谷鉾(かんこほこ)の様子をちょっと拝見。前祭の宵山が始まる14日にはすべての山鉾が出そろいます。楽しみです。

・菊水鉾では、天高くそびえる鉾の心棒とも言える真木(しんぎ)に藁縄(わらなわ)がまかれていました。近くには大量の藁縄が置かれていました。鉾一基にどれだけの藁縄が使用されるのか、一度たずねてみたいと思っています。

・藁縄は日本では、縄文土器に縄の文様があるごとく、古来より道具として使われてきています。日本人の食の原点「稲」からつくる神聖な道具として神事(注連縄など)に利用されていることはご存知の通りです。そして、鉾の組み立てに釘は一切使われません。この神聖な藁縄が「いのち」なのです。(7月10日撮影)

▼菊水鉾に使われる大量の藁縄。美しいですね。
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▼鉾の長い真木に藁縄が丁寧にまかれていきます。(菊水鉾)
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▼函谷鉾では組み立てられた木枠を藁縄でしっかりくくり付け、鉾の基礎がつくられていました。
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by ikuitiri | 2015-07-10 15:46 | 町と暮らしと自然の風景

祇園祭①/山鉾巡行順決まる!(くじ取り式)

・7月を迎え、例年のことながら京都は祇園祭の行事がスタートしています。7月2日には、17日(前祭)と24日(後祭)の山鉾の巡行順を決める「くじ取り式」が行われました。

・小生はこのくじ取り式の結果を心待ちにしています。と言いますのは、山一番のくじを引いた鉾の「厄除けちまき」を拙宅の玄関に掛けているからです。縁起を担いで毎年こだわっています。

・ことしは、17日前祭の山一番は「孟宗山」。後祭は「役行者山」となりました。ちまきが出される宵山の始まるのが楽しみです。(山鉾建ての日程・7月10日~14日、山鉾上でのお囃子は7月12~16日・夕刻より、16日宵山)

▼京都新聞の記事より(7月2日夕刊)
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by ikuitiri | 2015-07-06 20:43 | 町と暮らしと自然の風景


座辺の骨董/京都壬生の町家ギャラリー[幾一里](いくいちり)
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