「幾一里のブログ」 京都から ・・・



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うちわ!のお話。バーナード・リーチの絵団扇。

・暑中お見舞い申し上げます。京都はことのほか蒸し暑い日々です。皆様にはご自愛専一のほどを。
・ところで、涼を呼ぶ夏の必需品と言えば・・・エアコン、扇風機、そして日本伝統の団扇(うちわ)です。この写真は、民藝に造詣の深かったイギリスの陶芸家・バーナード・リーチ(1887年~1979年)の絵団扇です。この絵は1953年か1963年に描かれたもので、団扇は当時に作られたものでしょうか。肉筆ではなく、工芸版なのが残念。飾っても、使っても十文楽しめます。

「 筆筒に 団扇さしたる 机かな 」  河東碧梧桐
「 団扇など 借りて五分の ロープウェイ 」  稲畑汀子
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by ikuitiri | 2014-07-30 20:41 | 古いもの、愉しきもの

明治のガラス絵、散切り頭を叩いてみれば文明開化の音がする。

・ガラス絵、耳慣れない言葉かもしれません。日本へガラス絵がもたらされたのは、寛文3年(1663年)オランダ国から将軍家への献上品でした。日本では明治期に流行。浮世絵のようなタッチの美人・役者絵などが盛んに描かれ、人気を博しました。

・ガラス絵は、びいどろ絵とも呼ばれ、ガラスの裏に絵具で絵を描くのですが、表から見た際に正面となるようにかかなければいけません。

・このガラス絵には、散切り頭(ざんぎりあたま)の男性が描かれています。ガラス絵で男性は珍しいものです。散切り頭は、ちょん髷を切り落とした髪型のこと。明治期に歌われた『散切り頭を叩いてみれば、文明開化の音がする・・・』という流行り歌が聞こえてきそうです。
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by ikuitiri | 2014-07-26 20:53 | 古いもの、愉しきもの

150年ぶりの雄姿「大船鉾」をご覧ください。

・大船鉾の組み立てと懸装品の飾りつけが終わり、今日20日は曳き初め式、20日から23日までは宵山、そして24日・後祭の巡行では最後尾を飾ります。150年目の船出が無事でありますように・・・。
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・この大船鉾もマンションやビルの前に鎮座ましています。鉾を取り巻く風情はというと、変わったの一語に尽きます。世の中の流れとはいうものの・・・。
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by ikuitiri | 2014-07-20 14:58 | 町と暮らしと自然の風景

土用餅づくりと梅の天日干し・・・汗だくの土用入り!

・今日20日は土用の入り。暑気払いと夏の元気を頂戴するため、二つの家事を済ませました。
・一つは「土用餅」、餅米とうるち米を炊いて、潰して、餅状に。小豆のあんこは自家製、きな粉は丹波産の黒豆きな粉。家内の手づくりですが、舌鼓を打ちました。
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・二つ目は「梅干し」、6月中旬に漬けた梅をざるに広げ、天日干しを。土用の強い日差しで乾燥、殺菌。この後また紫蘇と一緒に壺の中へ。美味しく漬かります。我が家の夏の風物詩です。
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by ikuitiri | 2014-07-20 14:26 | 町と暮らしと自然の風景

今日の大船鉾をご紹介!(7月19日)

・17日から始まった祇園祭・大船鉾の鉾建て。今日は三日目、大詰めを迎えました。古式通り組み立てられています。150年ぶりの鉾建て、鉾町の方のお喜びは大変なものでしょう。明日20日は、曳き初め式。雄姿をぜひ拝見したいものです。
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by ikuitiri | 2014-07-19 21:53 | 町と暮らしと自然の風景

150年の夢実る、大船鉾復興。祇園祭・後祭(24日)に巡行。

・元治元年(1864)、蛤御門の変の大火で多くの懸装品を焼失、休み鉾だった「大船鉾」。保存会皆さんの永年の尽力により、再建・復興されました。17日から鉾建てが始まり、24日の後祭では150年ぶりの船出(巡行)が待っています。(7月18日撮影)
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・「大船鉾」の所在地は、京都市下京区新町通四条下ルです。20日(日)午後2時から鉾の曳き初めの儀式があります。
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・懸装品を施した雄姿は、後日ご高覧頂きます。
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by ikuitiri | 2014-07-18 18:10 | 町と暮らしと自然の風景

老舗の京人形店で見た祇園祭・・・。

・京都は四条通に面した京人形の老舗/田中彌さん。ふとウインドウを覗きますと気になるお人形と俳句幅が・・・。お人形は祇園会のお稚児さんの道中姿、俳句は山口誓子さんのものでした。いかにも京都らしい風情を感じます。
老舗のこうした四季つれづれの室礼も、おもてなしの一つ。心なごみます。

「 南北の 夜の通風に 祇園囃子 」   山口誓子
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by ikuitiri | 2014-07-15 17:45 | 町と暮らしと自然の風景

祇園祭、山一番のちまきを頂戴してまいりました。

・京都は今、祇園祭たけなわです。山鉾を見ていますと何かしら元気が出てまいります。お祭りの効用とでも言いましょうか・・・。

・17日は前祭、24日は後祭。今年は49年ぶりに、24日の後祭に山鉾巡行が復活します。神事を大切に考えた祇園祭の本来の姿に戻ろうとしています。「不易流行」・・・松尾芭蕉の唱えた言葉の大切さを思い出さずにはいられません。

・1145年前の貞観11年(869年)、聖池・神泉苑に66本(当時の国の数)の鉾を立て、荒ぶる神の鎮魂を願い、疫病退散の祈りを捧げたのが祇園会の始まりと言われています。コンコンチキチン、コンチキチンのお囃子が枕元にまで聞こえてきそうです。

▼前祭の山巡行順の一番籤を引き当てた「占出山」の厄除けちまき。毎年、縁起を担いで山一番のちまきを頂戴してまいります。
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▼占出山の由緒。
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▼占出山に飾られる三十六歌仙と日本三景を描いた懸装品(刺繍)の一部。山鉾が動く美術館と言われる所以です。
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▼変わり易いお天気対策のため、お飾りがブルーシート等で覆われ、占出山の全体が見て頂けません。残念。
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by ikuitiri | 2014-07-15 17:33 | 町と暮らしと自然の風景

芸術的ズッキーニと出会いました・・・。

・写真の変形ズッキーニに出会った瞬間、前衛芸術家の草間彌生さんの作品を思い出しました。弊店近くの三条会商店街「晴れやかファーム」さんの店頭にありました。この形は一つしかなく、嬉しくなって、ブログ紹介となりました。

・ズッキーニは、本来、外観はキュウリに似ていますが、カボチャの仲間だそうです。李朝白磁の台皿にのせて店に飾っています。
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by ikuitiri | 2014-07-11 14:07 | 町と暮らしと自然の風景

岸野 寛 陶磁器展・・・愉しんでまいりました。(会期終了)

・既報、三重県伊賀・丸柱「ギャラリーやまほん」さんで開催中の「岸野 寛 陶磁器展」に参じてまいりました。岸野さんが得意とされる白釉陶、伊賀の焼き締め、美濃、李朝などの古窯を偲ぶ作品・・・等々が、私共を温かく迎えてくれました。会期は8月3日まで。ぜひご高覧を。

▼小生が頂戴した徳利。早速晩酌に。鶏龍山窯を彷彿とさせる出来栄えに心が動きました。
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▼会場風景の一部。
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by ikuitiri | 2014-07-10 22:10 | 古いもの、愉しきもの


座辺の骨董/京都壬生の町家ギャラリー[幾一里](いくいちり)
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