「幾一里のブログ」 京都から ・・・



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志摩市五知の円空さん。

・『志摩市磯部町五知の薬師堂にある、同じ頃円空によって作られたと思われる薬師如来像と日光・月光菩薩像も面白い。この三体の仏像は荒々しい彫りで、実に素朴で力強い。』と梅原猛さんは自身の著書「歓喜する円空」(新潮文庫)のなかで語っておられます。その円空仏が次の写真です。
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・円空は江戸前期の僧で、全国に円空仏と呼ばれる独特の木彫仏を生涯に12万体も彫ったと言われています。寛永9年(1632)に美濃国(現・岐阜県羽島市)で生まれ、元禄8年(1695)に没しました。
・今回小生はお伊勢参りの途中、この薬師堂にお参りしてまいりました。三重県観光連盟のご配慮で薬師堂の守り人を知り、ご案内頂くことに。ほんとうに親切にして頂きました。感謝に堪えません。(写真撮影はご許可頂いています。)

⇓薬師堂から見た磯部町五知の全景
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・古来より、「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と言ったそうで、五知は、朝熊岳詣で(金剛證寺)の街道筋(伊勢街道)でした。円空も朝熊詣でのため五知に立ち寄り、村に逗留、村人のために薬師三尊像を彫ったと伝えられています。

⇓薬師堂にあった円空作・薬師三尊像のいわれ。
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⇓小雨にけむる五知の棚田。
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⇓梅原猛さんが五知をたずねられた際に揮毫された色紙。
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⇓梅原猛著「歓喜する円空」新潮文庫(平成21年7月1日新潮社発行)
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by ikuitiri | 2014-01-31 17:58 | 古いもの、愉しきもの

お伊勢さんで見たグッドデザイン。

・伊勢神宮の参道には、おはらい町やおかげ横丁なる商店街があり賑わっています。平日というのに行列のできるお店もたくさん。幸せの国・日本を象徴するような光景でした。さすがお伊勢さんの御利益でしょうか。若い方が多く意外でした。

・歴史的景観の点でも良質な町づくりに成功されているのではないでしょうか。電柱や街路照明灯具も無く、昔ながらの町並みを出来る限り守ろうとされているように感じました。
景観を守るため「外観を没個性」に、それが町全体としてみると大きな個性と魅力に・・・。この町は中身で勝負の本物志向。見習うべきところが多々あります。

・それでは、独断と偏見、小生がグッドデザインとみた暖簾やお店のスナップ写真をご覧ください。(1月30日撮影)
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⇓和菓子と喫茶のお店です。歴史と品格を感じます。
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⇓伊勢地方独特の注連縄飾り。あちこちで見かけました。
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⇓赤福のお店にあった組紐で作られたお鏡飾り。伊勢エビも威勢よく・・・。
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⇓昼食に頂いた鮪の「手こねずし」。伊勢志摩地方の郷土料理だそうです。鮪や鰹などの赤味の魚をたれに漬けこんだ後、寿司ご飯と合わせた丼です。蒸した牡蠣も一緒に美味しく頂戴しました。これもグッドデザイン?でした。
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⇓地酒を一本と、思い立ったのがこのお酒。ラベルとパッケージデザインで選びました。何事にもこだわったものは良質である・・・小生のものさしの一つです。中身、GOODでした。嬉しいことでした。乾杯。
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⇓時代劇のロケもできそうな町並みと景観・・・。
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by ikuitiri | 2014-01-31 17:36 | 町と暮らしと自然の風景

久し振りのお伊勢参り・・・

・一月中にぜひお伊勢さんに初詣を・・・やっと実現できました(1月30日)。雨の中でしたが、久し振りに清々しい気持ちに。
・京都では、以前は小学六年生の修学旅行のコースになっていました。小生にとっては、懐かしい子供の頃の思い出の地です。
・それでは、二見ヶ浦と伊勢神宮(内宮)のスナップをどうぞ。

⇓二見ヶ浦の夫婦岩です。夫婦岩の間から富士山が見えることもあるそうです。山口誓子の句碑もありました。「初富士の 鳥居ともなる 夫婦岩」
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⇓久し振りの夫婦岩、なぜか大きく見えました。注連縄も力強く・・・。
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⇓伊勢神宮(内宮)です。五十鈴川に架かる宇治橋を渡り参拝です。
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by ikuitiri | 2014-01-31 16:54 | 町と暮らしと自然の風景

心に留まった言葉№2・・・壬生寺さんの掲示板から

・壬生寺(みぶでら)さんは、幾一里から歩いて5分ほどのところです。
ご高覧ください、下の写真は壬生寺門前の掲示板に書かれてありました言葉です。今の時期にぴったりの人生訓ではないでしょうか。

・壬生寺さんでは、2月2日から4日まで節分会厄除大法会が行われます。その際には、重文の壬生狂言「演目・節分」も拝観できます。ただし2日と3日のみ、午後1時から8時まで、毎時0分毎に演じられます。

・なお、壬生狂言・春の公開は4月29日から5月5日の7日間挙行されます。ぜひこの機会に壬生寺さんへどうぞ・・・。
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⇓壬生寺さんの門前にある燈籠です。左端が掲示板です。
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⇓燈籠が献灯されたのは、江戸の延享3年(1746年)の2月。約270年も前です。泉州・堺の井筒屋さんが奉納されたとあります。
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by ikuitiri | 2014-01-21 14:00 | 町と暮らしと自然の風景

今朝は雪化粧の京都でした。

・昨日からの天気予報通り、今朝(1月19日)は京都でも広い範囲に雪が積もったようです。山沿いはともかく拙宅周辺の京都のど真ん中が白くなるのはこの冬初めて。でもお昼前には、残念ながら?融けてしまいました。雪の拙宅の風景を少々ご覧ください。

・小生は雪景色を楽しんでいますが、雪による災難等にはくれぐれもご注意ください。今日も元気な一日を。明日20日は大寒です。

⇓小屋根に鎮座ましておられる厄除けの鍾馗さんも雪見かな・・・。
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⇓拙宅の小庭の枯れ木にも雪の花が・・・。
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⇓南天と雪。紅白・・・めでたし、めでたし。
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⇓小庭の枯れ木と屋根。モノトーンでモダンデザインのよう…。
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by ikuitiri | 2014-01-19 11:02 | 町と暮らしと自然の風景

「伊吹山」と「泉神社の湧水」と「焼鯖素麺」

・伊吹山は滋賀県と岐阜県の県境にある標高1377mの日本百名山の一つ。頂上は滋賀県の米原市になるため滋賀県の最高峰となっています。
・夏は高山植物の宝庫で、ドライブウエイもあり、登山や観光客で賑わいます。米原・関ケ原付近から見る東海道新幹線からの眺望も美しいですよ。
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・この伊吹山の石灰岩層に浸透した雨水等が山麓に豊かな湧水として噴出。古来より人々の暮らしを豊かにしています。カルシュウムなどのミネラルを多く含む水で、ご飯やコーヒー、お茶等々美味しく頂けます。有り難いことです。
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⇓泉神社の鳥居。
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⇓「泉神社」の神聖なる湧水の源泉です。
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⇓湧水を拝授できる取水場。ペットボトル等に汲ませて頂きました。
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⇓帰路、北国街道の宿場・長浜へ。長浜は羽柴秀吉が長浜城の城下町として整備。東に伊吹山、西に琵琶湖を望む湖北の中心地です。古い町並みも残され、観光客を楽しませています。
1月18日から3月10日まで、有名な盆梅展も催され、賑わうことでしょう。
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⇓市内の「ギャラリー季の雲(ときのくも)」さんにお教え頂き、はじめて長浜の「焼鯖素麺(やきさばそうめん)」を美味しく頂戴しました。長浜をはじめ湖北地方に伝わる郷土料理だそうです。
古来より鯖はお隣の福井県・若狭でとれるものが極上とされ、京都へも運ばれ喜ばれました。同様に湖北地方でも珍重されたのでしょう。下の写真の右上が焼鯖素麺です。

・お伺いした焼鯖素麺のお店は「翼果楼(よかろう)」さん。長浜市北国街道・黒壁八号館、電話0749-63-3663。

・「ギャラリー季の雲(ときのくも)」さんは、生活工芸ギャラリーとして活躍されています。長浜市八幡東町211-1、電話0749-68-6072、
11:00~18:00まで。(お休みは要問合せ)
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by ikuitiri | 2014-01-16 23:42 | 町と暮らしと自然の風景

蕎麦「じん六」さんと花屋「みたて」さんへ

・京都府立植物園の北山通り口前にある蕎麦の「じん六」さんへ。小生のお気に入りです。
・今日は、身体の芯まで温まるというキャッチフレーズの「あんかけそば」を辛味大根付きで頂戴しました。身も心も温まりました。

「じん六さんMEMO」 
 京都市北区上賀茂桜井町67、電話075-711-6494、
 定休日は毎週月曜と第四火曜日(定休日が祝日の際はその翌日がお休み)、
 営業時間11:45~19:00(品切れの際はご容赦とのこと。)

※現在店舗は同住所に建ったマンションの1階に変わっていますのでご注意を。(写真は旧店舗の様子です。)
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⇓あんかけそばです。シンプル・イズ・ベストな味でした。
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⇓じん六さんの天井、吹き抜けです。レトロな裸電球照明に、ファンがゆっくりと廻っています。
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⇓鴨川の北山橋から南方を望む。太公望が一人、悠然と・・・。
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・じん六さんを出て自転車で5~6分走ったでしょうか、花屋の「みたて」さんに到着。みたてさんは、昨年10月5日のブログでもご紹介していますので、ご興味のある方はそちらもぜひご覧ください。
「みたてさんMEMO」
 京都市北区紫竹下竹殿町41、電話075-203-5050、
 定休日は毎週月曜日

⇓玄関には、餅花をあしらった注連飾りが・・・。
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⇓店内には、東北地方の古い絵馬が掛けられ、松と共に新年を祝っていました。
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by ikuitiri | 2014-01-15 20:00 | 町と暮らしと自然の風景

おぜんざいを頂戴しました。

・今日は鏡開き(1月11日)、お餅を入れて「おぜんざい」づくりを。もちろん作るのは家内です。ほんとうに〇〇〇でした。ところで、お椀とお盆は新宮州三さん作です。

・幾一里では、新宮州三さんの木漆展(個展)を4月に開催の予定です。またこのブログでもご紹介させて頂きます。ご期待のほどを。
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by ikuitiri | 2014-01-11 20:55 | 町と暮らしと自然の風景

本日より開店!2014年幾一里のはじまりです。(1月11日)

・長いお正月休みを頂きました。本日より幾一里は平常通り営業。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

⇓下の写真は、幾一里の玄関です。お正月の注連飾りと祇園祭の粽、茅の輪・・・仲良く並んで、家内安全をお祈り頂いています。
小生の子供の頃、注連飾りは1月15日(小正月)に家の前で「とんど焼き」と言って藁や書初めなどと一緒に焼いたものでした。
その火の中にお芋さんを入れて焼き芋を作ったりと、ご近所の方と共に楽しみました。そして、残った灰は火鉢に。暮らしの知恵、循環が上手くいっていたように思います。今では家の前で火など焚けません。どちらが良かったのでしょう・・・。
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⇓1月11日の店内です。
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⇓古瀬戸の瓶に千両を一輪。(千両の花言葉・・・可憐、恵まれた才能、富貴、裕福、利益)
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⇓根来の折敷に観音菩薩。
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⇓床の間のお飾りです。麻束、紅白の切餅、かすみ草、土師器の壺・・・。(かすみ草の花言葉・・・夢見心地、清らかな心、魅力、無邪気)
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「座辺の骨董・幾一里のMEMO」 
住所・京都市中京区坊城通後院通下ル壬生馬場町19-1            
電話・075-811-8454                   
定休日・毎水、木曜日(臨時休業もあります。ご連絡頂けますと幸いです。)
営業時間・12:00~18:00
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by ikuitiri | 2014-01-11 20:45 | 幾一里のごあんない

春の七草のお飾りです。

・新年七日は、昔から無病息災を祈って「七草粥(ななくさがゆ)」を頂戴する風習があるのはご存じのとおり。もとはと言えば中国の習わしだったそうです。日本では穀物七種のお粥が平安時代の法令集「延喜式」に紹介され、七草は14世紀南北朝時代の文献(河海抄・源氏物語の注釈書)に記されています。

・知人からお年玉として「七草粥」ならぬ「七草のお飾り」を頂戴しました。芹(せり)、薺(なずな・ぺんぺん草)、御形(ごぎょう・母子草)、繁縷(はこべら)、仏の座(ほとけのざ・田平子)、菘(すずな・蕪)、蘿蔔(すずしろ・大根)、それぞれ名札も付けられていて、草花音痴には大助かりです。お飾りは部屋に置いて楽しみ、お粥は別に買った七草で味わうことに。
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・日本では、古来から年の初めに雪の間から芽を出した草を摘む「若菜摘み」と言う風習があり、これが七草の原点ではないかと言われています。自然とともに暮らしがあった所以です。

・お飾りは、直径15㎝程の桶に植えられた可愛いものです。もちろん毎日水をやらなければ・・・楽しみ、愉しみ。
 「七草は 七ツ異なる 風情かな」   正岡子規
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by ikuitiri | 2014-01-07 14:56 | 町と暮らしと自然の風景


座辺の骨董/京都壬生の町家ギャラリー[幾一里](いくいちり)
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