「幾一里のブログ」 京都から ・・・



カテゴリ:古いもの、愉しきもの( 136 )


純白の朝顔の花が咲きました。平戸の朝顔形盃もご紹介。

・一両日前からやっと拙宅の庭の朝顔が咲きはじめました。「今年は咲かないのかな~」と心配していた矢先に、うれしい話題となりました。

・花の色は純真無垢の純白。心洗われます。毎朝の水やりが楽しみです。本ブログでは庭の朝顔とともに、平戸焼の朝顔形の盃をご紹介しています。夏らしいシンプルな盃です。どうぞご高覧ください。

・朝顔は、日本へは奈良から平安時代に遣唐使が種子を薬(下剤)として持ち帰ったのが始まりだと言われています。江戸時代には、朝顔市が盛んに開かれるなど、庶民の夏の花としてブームとなり、今日に至っています。

『平凡に咲ける朝顔の花を愛す』
日野草城(1901~1956)

▼純白のドレスを見ているよう…美しいかぎりです。
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▼平戸焼・吹き墨染付朝顔形盃、何とも夏らしい装いです。(江戸末頃)
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by ikuitiri | 2017-08-11 17:28 | 古いもの、愉しきもの

「悉有仏性展Ⅱ/祈りのかたち」香雪美術館にて開催中。

・悉有仏性展(しつうぶっしょうてん)のシリーズ第二期「祈りのかたち」が開催されています。(第一期は6月20日に本ブログに掲載済)第一期と同様、佐藤辰美氏の仏教美術のコレクションから選りすぐりが出品されています。会期は9月3日まで。ぜひお見逃しなく。
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・ところは、香雪美術館(神戸市東灘区御影郡家2丁目12-1)/電話078-841-0652/月曜休館/AM10:00~PM5:00まで/有料
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by ikuitiri | 2017-08-04 20:53 | 古いもの、愉しきもの

ノリタケの金魚と絵絣の古布と・・・。

・この写真を見ていますと夕涼みや夜店の光景が目に浮かんでまいります。団扇(うちわ)とグラスの図柄の藍染布は絵絣。赤い可愛い金魚は、なんと磁器製、ノリタケの戦前のもの。金魚の全長は約12㎝。 

・何かしらのんびり、ゆったり気分にひたれます。只今弊店の床の間に鎮座しています。ご高覧のほどを。(なお、写真は骨董情報誌・小さな蕾のご協力を得ました。)

「夜店の金魚 すくわるるときの かがやき」 種田山頭火
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by ikuitiri | 2017-07-04 14:32 | 古いもの、愉しきもの

磨滅の美「悉有仏性展Ⅰ」/香雪美術館にて開催中(神戸市御影)。(会期終了)

・久し振りに神戸市御影にある香雪(こうせつ)美術館へ。今回は広島市の実業家・佐藤辰美氏の仏教美術コレクション展です。佐藤辰美氏は、日本有数の現代美術のコレクターであるとともに古美術、中国・民族美術などにも造詣が深いそうです。そんなコレクションの中から仏教美術の選りすぐりが展示されています。

・悉有仏性(しつうぶっしょう)、タイトルが難解ですね。一切の衆生、すべてのものに仏性(仏となる心)があるいう意味です。Ⅰ期は「磨滅の美」をテーマに7月2日まで、Ⅱ期は「祈りのかたち」をテーマに7月15日から9月3日まで開催されます。Ⅰ期は明恵上人の夢記断簡、木彫仏、経典、荘厳具などを中心に約70点を展観。
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▼美術館の前庭、美しいアプローチ・・。
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・香雪美術館は、朝日新聞社の創業者・村山龍平氏蒐集の日本及び東洋美術コレクションを所蔵。昭和48年に開館、公開されています。

▼美術館に至る石塀の道・・・閑静そのものです。
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「香雪美術館メモ」 ・所在地 神戸市東灘区御影郡家2-12-1 
・℡078-841-0652 ・HPあり ・有料
・開館時間10:00~17:00(入館16:30まで) ・休館日は月曜

▼PRパンフレットより(Ⅰ期分)
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by ikuitiri | 2017-06-20 17:28 | 古いもの、愉しきもの

続報!大阪市立美術館「木×仏像展」(会期終了)

・やっと5月11日、大阪市立美術館へ参じてまいりました。既報の「木×仏像展」を拝見。ことのほか飛鳥から平安時代の仏像に感動。どの仏像もぐるり四方から観覧でき、ゆっくり存分に愉しませて頂きました。

・美術館は、昭和11年に開館。敷地は住友家本邸だったそうです。(住友家からの寄贈)天王寺公園の一角に美術の殿堂として私達を愉しませてくれています。

▼「木×仏像展」の会期は、6月4日まで。ぜひお出掛けください。
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▼大阪市立美術館は昭和11年に開館。建物は左右対称デザインの洋風建築で、屋根は和瓦を使用。当時としては和洋折衷の超近代建築だったことでしょう。今ではレトロ感覚の重厚な建物ということになるのでしょうか。
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▼美術館の玄関からは、大阪名物の通天閣が真正面に・・。
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by ikuitiri | 2017-05-12 11:47 | 古いもの、愉しきもの

特別展「木×仏像」・・大阪市立美術館にて、6月4日まで。

・一日も早く拝見したくてたまらない展覧会の一つです。タイトル通り、飛鳥時代から江戸時代の円空仏まで、日本の木彫仏1000年の歴史を物語る約70体が大阪市立美術館に勢揃いしています。木と日本人、木と仏像、自然と祈り・・・日本人の心が見えてきそうな展覧会ではないでしょうか。皆さんもぜひ機会を見つけてお出掛け下さい。会期は6月4日(日)まで。

▼写真は全て美術館のPRパンフレットより、トップは京都西住寺の宝誌和尚立像(平安時代、重文)
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[大阪市立美術館メモ]
「所在地」大阪市天王寺区茶臼山町1-82(天王寺公園内)、「HPあり」、「休館日」毎月曜日、「開館時間」9:30~17:00(入館は16:30まで)、「有料」 

▼左・飛鳥時代の菩薩立像(東京国立博物館)、右・奈良唐招提寺の薬師如来立像(奈良時代、重文)
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▼左・滋賀阿弥陀寺の千手観音菩薩立像(平安時代、重文)、右・円空作十一面観音菩薩立像(江戸時代)
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by ikuitiri | 2017-05-05 20:00 | 古いもの、愉しきもの

今日の京都のワン・ショット/鯉のぼり・5月5日

・今日は子どもの日、端午の節句・・今朝、自転車で走っていますと写真のような光景に出会いました。公園に鯉のぼりを集めて節句を祝っておられました。ご町内か学区の方のご尽力でしょう。心温まる光景でした。(夷川通にて)
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by ikuitiri | 2017-05-05 17:30 | 古いもの、愉しきもの

endless山田正亮の絵画展・開催中。京都国立近代美術館4月9日まで。(会期終了)

・京都岡崎公園内の国立近代美術館では「山田正亮の絵画」展を開催中。勉強不足で画家・山田正亮氏(やまだ まさあき 1929~2010)のことを小生は存じませんでした。美術館のPRパンフレットを拝見して「これはぜひ~」と思ってまいりました。

・山田氏は生涯5000点もの作品を描かれたそうです。1978年東京の画廊で個展を開催、「現代絵画の遅れてきた寵児」として高い評価を受けることに。そして、欧米でも注目を集めているようです。

・展覧会の中心となる作品はシンプルなストライプ絵画、でもそれぞれに違った表情と個性を持ち、何層にも重ねられた絵の具が何とも言えない味を醸し出しています。シンプルですが、見飽きません。奥深いものを感じさせます。会期は4月9日(日)まで。ぜひご高覧のほどを。

▼美術館屋外のPRモニュメント
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▼美術館のエントランスホール
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▼1950年の静物画  (以下、絵画写真3点は美術館で求めました絵葉書より)
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▼WorkCより(山田正亮氏はストライプの画家ともいわれていました。)
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▼山田正亮氏の言葉をご紹介
見える様に描くのは 色彩が見えるようにするのだ  1949年
描き続けたまえ 絵画との契約である  1952年
完成させないことだ というよりは完成は過程なのだ  1954年
変化は急いではいけない そのことの期待に終わるからだ  1959年
空間と視覚の位置を決定してゆく白  1962年
絵画の核は人間と云うのはわかっている  1967年
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「展覧会MEMO」
☆本展の会期 4月9日(日)まで  ☆開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)  ☆休館日 毎月曜日  ☆有料
☆HPあり
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by ikuitiri | 2017-03-21 20:41 | 古いもの、愉しきもの

古唐津と古染付の名品展ご案内。東京/出光、石洞の両美術館にて。(会期終了)

・いま東京の出光美術館と石洞美術館では、両館の核となる蒐集品=古唐津と古染付をテーマにした特別展が開催されています。骨董や陶芸ファンにとっては見逃せない注目の展覧会です。ぜひご高覧ください。小生も愉しく拝見してまいりました。

[古唐津展=出光美術館/3月26日まで(会期終了)

・出光美術館はご存知の通り、出光興産の創業者・出光佐三氏(1885~1981)が蒐集された美術品を展観。今回の古唐津展は、開館50周年記念、13年ぶりの大唐津展です。約180点の逸品が一堂に会しています。

(所在地・東京都千代田区丸の内3-1-1帝劇ビル9階、電話・03-5777-8600、毎月曜休館、開館10:00~17:00、有料、HPあり)

▼写真は美術館のPRパンフレットより。
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[古染付展=石洞美術館/4月2日まで(会期終了)]

・石洞美術館は千住金属工業の本社ビルにあり、社長であった実業家の佐藤千壽氏(1918~2008)が蒐集された美術品が展観されています。古染付の収蔵では日本屈指。今展では約80点の選りすぐりが展示されています。

(所在地・東京都足立区千住橋戸町23、電話・03-3888-7520、毎月曜休館、開館10:00~17:00、有料、HPあり)

▼写真は美術館のPRパンフレットより。(古染付は、中国明時代の末期中心に景徳鎮窯で焼かれました。日本の茶人からの注文で作られたものが多かったようです。)
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by ikuitiri | 2017-03-05 21:02 | 古いもの、愉しきもの

春にピッタリ、志野織部の向付をご紹介。

・桃山時代、美濃の国(岐阜県東濃地区)に誕生した茶陶の精華・・志野織部。今回は桜と梅を描いた春にピッタリの向付をご紹介します。さて、どのような料理が似合うことでしょう…。(口径15.5㎝)

・志野織部は長石釉の上に鉄絵の施されたものです。本品は桜梅文とともに輪線が描かれ、当時としては洒落た超モダンなデザインだったことでしょう。いかにも古田織部ゆかりの陶器らしいですね。本品は桃山から江戸初期頃の作と思われます。箱には「三夜荘什」という印が押されています。三夜荘はその昔京都伏見・指月の森にあった西本願寺大谷家の別邸のことではないでしょうか。
(写真は創樹社美術出版発行・骨董情報誌「小さな蕾」のご協力を得ました。)
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by ikuitiri | 2017-02-27 20:43 | 古いもの、愉しきもの


座辺の骨董/京都壬生の町家ギャラリー[幾一里](いくいちり)
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