・幾一里の企画展「座辺の骨董展」は、11月18日からスタート。(会期終了)出品させて頂くものを少しばかりですがピックアップして順次ご紹介いたします。第一回目は「犬の大阪練人形」。
・来年の干支は戌(犬)。縁起物です。鯛と瓢箪を抱いた大阪出身の可愛い犬をご紹介。明治中期頃の作でしょうか。練人形は、桐材の大鋸屑(おがくず)に生麩糊を加えたものを材料として作られた人形です。江戸から大正時代の頃に大阪でも練人形が作られていました。案外知られていません。郷土玩具の一つとして珍重されています。(人形の高さ6~7㎝)※写真は骨董情報誌「小さな蕾」のご協力を得ました。