「幾一里のブログ」 京都から ・・・



真教寺(エンマ堂)の円空仏、三重県津市。

・三重県津市・真教寺(エンマ堂)さんの円空仏を拝観させて頂きました。三重県津市は伊勢平野のほぼ中心、伊勢湾に面しています。真教寺さんは天台宗の比叡山延暦寺の末寺で、慶長年間に藩主・藤堂高次公が建立。津の入口にあり、悪霊や疫病等の守護神だったそうです。

・本堂を通称「エンマ堂」と呼び、高さ約2mの閻魔(エンマ)大王座像が祀られています。天和2年(1682)、京の仏師(伝内と作左衛門)により作られました。

・閻魔大王像の左隣に鎮座ましていますのが、円空(1632~1695)作の十一面観音立像です。高さ約3m、奈良法隆寺の百済観音似の優しいお姿です。飛鳥時代の仏像の影響を受けたと思われる円空初期の力作と言われています。エンマさんに円空さん、いずれも三重県の有形文化財に指定されています。

・日頃はお堂内は拝観できませんが、毎年4月8日(行者祈祷)と8月16日(施餓鬼)の際は拝観可能とのこと。所在地は津市下弁財町2389.

▼円空作・十一面観音立像
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▼エンマ堂全景。
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▼堂内中央にエンマさんが。(以下写真二点)
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▼円空作・十一面観音立像。(以下写真三点)
梅原猛著「歓喜する円空」(新潮文庫)の中で、「円空が法隆寺からの帰途に伊勢に寄り、そこで作ったと思われる・・・この十一面観音は明らかに女身である。このような八頭身の秀麗な美女の姿をした円空仏は他に例がない。」と記されています。
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▼エンマ堂前のバス停。
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by ikuitiri | 2016-08-02 19:19 | 古いもの、愉しきもの
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