・桜の頃に訪ねていたのですが、うっかりご紹介が遅くなってしまいました。京都府庁は、京都御所の西方に位置しています。
・旧本館の建物は、明治37年12月に竣工、レンガ造り。昭和46年まで京都府庁の本館として機能していました。創建時の姿をとどめる現役の官公庁の建物としては日本最古のものだそうです。いかにも京都らしいですね。平成16年、国の重要文化財に指定されました。ルネサンス様式の建物で、レトロな雰囲気が何ともいえません。ぜひ見学なさってください。
「京都府庁旧本館の見学MEMO」
・公開日時 火~金及び第一、三、五週の土曜日/10:00~17:00まで
・予約不要、但し10名以上見学の場合、要事前連絡、見学無料
・お問い合せは、京都観光文化を考える会・都草さんまで(電話075-451-8146)
▼旧本館の正面玄関、堂々たる和魂洋才の建物です。
▼明治期の気品漂う旧議場、昭和44年まで府議会の議場として使われていました。
▼中庭の風景です。
▼以下は館内の様子です。本館の設計は、京都出身の名建築家・松室重光氏。建物の内外ともに、当時の技術の粋が集められています。ことのほか内部意匠は建築というよりも明治の工芸品といった趣です。研ぎ澄まされたコンクリートの現代建築とは違って心が癒されます。
(参考資料・・・京都府庁旧本館紹介パンフレット及び京都府庁周辺魅力発見マップ。)