・日本民藝館の創始者・柳宗悦は、1948年(昭和23年)に「美の法門」を著します。同館のパンフレットには「柳にとって美への探究と宗教への思索は別事ではなかったのです。美しい器が生まれる現実と宗教的真理とに深い結縁を見続けたのでした。」とあります。
・日本民藝館には、数多くの仏教美術関連の所蔵品があり、これらは「仏に奉仕する工芸品」と考えられ蒐集されてきました。今展では、柳宗悦の美思想の原点・・・美の標準といえる品々が紹介されています。拝見させて頂き、心穏やかに、そして眼福になりました。民藝館玄関の紅梅、白梅が一段と美しく見えました。
▼同館のパンフレットより
「美の法門展メモ」
・ところ 日本民藝館、東京都目黒区駒場4-3-33、電話03-3467-4527、HPあり
・開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)、休館 毎月曜(祝日の際は開館、翌日振替休館)、会期 3月21日まで、有料
▼日本民藝館の玄関(以下、3月2日撮影)
▼梅も美しく咲き誇っていました。