・愛知県の豊田市民芸館では、開館30周年記念企画展として「縄文の美展」が開催されています。
・豊田市民芸館は、古窯のあった猿投(さなげ)山を仰ぐ風光明媚な矢作(やはぎ)川河畔=平戸橋公園の一角にあり、昭和58年豊田市が設立。柳宗悦が提唱した民藝の啓蒙、調査、研究等が行われています。豊田市は、自動車のトヨタ発祥の地でもあります。
・今展では、柳宗悦が芹沢銈介(染色工芸家)から寄贈された日本民藝館所蔵の「岩偶」が特別出品されています。柳宗悦は当時、この岩偶を「民藝館の全ての蔵品をこの一個に換えても良い」と激賞されたそうです。縄文土器や土偶などから、縄文人の暮らしや祈りの美に触れてみてはいかがでしょうか。
「豊田市民芸館MEMO」
〒470-0331愛知県豊田市平戸橋町波岩86-100
電話0565-45-4039、HPあり
開館時間9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日/月曜、但し祝日は開館、末年始は12/28~1/4休館、観覧料無料
⇓悠々と流れる矢作川(民芸館のお茶室から望む)
⇓豊田市への往路、四日市付近の空に虹が・・・。