・隠れ家というようなご紹介をしますとお叱りをうけそうですが、実はこの建物は、江戸後期に建てられたもので、貴族の五摂家の一つ、九條家の別邸の一部でした。お茶会や歌会などの社交場として利用されたそうです。
・現在は一般公開もされ、茶会、句会、謡曲等の会合にも利用できます。
・拾翠亭(しゅうすいてい)の名前は、緑の草花を拾い集めるという意味が込められています。平安貴族が、のどかな春の日に野辺に出て、草花を摘んで楽しんだという習わしにちなんだようです。そんな雰囲気が伝わってくる静かで優雅な建物です。
⇓木々の紅葉が九條池に写り、美しさもひときわ・・・!
⇓床の間には、千 少庵筆の書が一幅・・・。
・拾翠亭の一般公開日は・・・3月1日~12月27日までの毎週金・土曜日、また葵祭、時代祭、春・秋の御所一般公開日にも拝観できます。午前9時30分~午後3時30分(受付は3時15分まで)
・拝観料は、一人100円(高校生以上)
・茶会等の利用については、下記へお問合せを。
財団法人 国民公園協会京都御苑 電話(075)211-6364