・8月24日から9月8日まで神奈川県の箱根湯本にある「箱根菜の花展示室」にて、沖縄県八重山諸島の新城島(通称・パナリ)で約二百年前まで作られていたという土器=「パナリ焼」の展覧会(有料)が開催されています。
・パナリ焼独特のフォルム、質感など、その美しさと魅力を存分に楽しめました。同時に主催者のパナリ焼に対する篤い思い入れが感じられる気持ちの良い展覧会でした。
・箱根菜の花展示室=神奈川県足柄下郡箱根町湯本351-2
(電話)0460-83-8166 (開館時間)11:00~17:30
・なお、展示室休館時の問合せ先は、菜の花暮らしの道具店(電話 0465-22-2923)または、うつわ菜の花(電話 0465-24-7020)さんへ。
⇓箱根菜の花展示室建物の外観オブジェ
⇓59点ものパナリ焼が陳列された展示室。これだけ多くの作品が一堂に展観されるのは、めずらしく、初めてのこと?ではないでしょうか。質・量ともに優れた展覧会です。(館内の撮影はご許可頂いています。)
⇓この展覧会を記念して、パナリ焼の写真集が刊行されています。A4版・本文155頁、著・内田鋼一/高橋台一、写真・若松孝平、一冊3,150円(送料は別)です。陶芸家の内田鋼一さんと和菓子菜の花のご主人・高橋台一さんとのパナリ土器談義は必読です。